スイーツを買ったのだ

スイーツを買ったのである。純然たるスイーツである。言わずと知れた砂糖めっちゃ使ってるあの甘いやつである。

突発的な思いつきで映画館に行ったものの観たかった映画（エンジェル、見えない恋人という映画）は上映されていなかった。調べるとどうやら既に上映期間は過ぎていたらしい。とはいえ折角外出した手前、大人しく帰るのも癪である。なにか買い物をしてから帰ることにして何を買うか思案した結果、スイーツを買うことにした。理由はない（エピキュリアン的観点からすればこの行動は体が糖分を求めた結果であるのだろうが、僕はどちらかといえば反エピクロス派という立場をとっている）。折角なので近所で一番評判の良い菓子屋に向かった。生来の方向音痴が発動してちょっとだけ迷ったけどそこは割愛。入店し、溢れるアイス団子ケーキ他お菓子多数に圧倒されたが結局パイ、饅頭、焼きドーナツを買った。ここまで読んでくれた読者諸兄諸姉（いないと思うけど）のためにTips。僕の経験によると、プリンとかケーキみたいな生菓子を買って自転車で帰ると家に着く頃には前衛芸術並に歪な形状に変わってしまい、枕を涙で濡らすことになるのでそういうときは焼き菓子を買うのがベター。で、会計を済ませた。家族以外の人間と話すのは数日ぶりだった。久々にまともに発した声を頭の中で反芻しながらサドルの低い自転車に乗って帰って、夕食後にパイを食べた。流石に評判の良い店だけあっておいしかった。パイの独特の舌触りってなんか癖になる。また食べたい（我ながらひどい食レポ！）。

全く意味の無い文章だけど趣味なんで許してね。それじゃ。